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犬夜叉完結編感想

公式動画配信10 「悲しみに濡れる花」 

今回はアニメ感想らしく、見たまま第一印象での感想に切り替えたいと思います。
今までが動画の再生を止めたり、原作を参照しながら書いたりしていたので、やたらと考察っぽくなり、ひたすら長文化していたのを反省してですね^_^;

ではでは、今回のアニメの感想を一言で言えば、

かごちゃん、あなたが主人公(ヒーロー)です!!

って感じ。
この印象は梓山の頃からずっと持っていて、だんだんそれがはっきりしてきたと思っています。
犬夜叉は「犬」って言うだけあって、自分をリードしてくれるハンドラー(警察犬などの調教師)次第で色んな面を見せてくれるんですよね。
桔梗さんがハンドラーな時には、少し背伸びをした責任感の強いその反面なんでも自分で背負い込みすぎる面を見せるし、かごちゃんの時は伸び伸びとした年齢相応の顔を見せる。どちらかと言えばかごちゃんの方に甘えている感じ。
中々言う事を聞いてくれないけど、その手に負えないやんちゃな部分に大きな可能性を秘めている…、かな?

で、犬自体はもともとが人懐っこい性格なので、どちらのハンドラーも好きで自分に一番近い方、自分の目の前にいる相手の指示に従ってしまう習性がある、と思えばそれなりに納得してしまいます。

桔梗さんと言う最初のハンドラーを亡くして悲しみに暮れる犬夜叉。
先輩ハンドラーを助けようとして、力及ばず自分の目の前で死なせてしまった後輩ハンドラーのかごちゃん。
ようやく自分に懐いてくれたと思っていた犬(夜叉)が、先輩ハンドラーを思い出し悲しみに沈んでいる姿に、後輩としてそして現ハンドラーとして物凄く寂しく悲しい思いをしているかごちゃん、って図。

昔流行った「警察犬カール」なんてドラマにでもありそう。
こういうドラマでは、人も犬も主人公なんですよね。
主人公の危機を動物の本能や敏捷性・忠誠心などから救う犬と、その犬の危機には自分の身の安全を省みる事もなく救いに飛び込む主人公。
人と動物の「絆」がテーマなんですね。この手のドラマでは。

まさしく今回のかごちゃんが花皇の屋敷に乗り込んでった様は、それだと思ってしまったんです。
凛々しく勇ましいかごちゃん、妖花の蔓に絡めとられ血の涙を流しながら心の中の「不幸」を吸われ、安らかな顔で眠っているお姫様(笑)な犬夜叉。
かごちゃんは、弥勒様から渡された魔除けの数珠の力で花の蔓が近づけない。
でも

「そっか、これのせいで花は私に触れないんだ。だから、私の心は悲しいままなんだ」

ってつぶやくかごちゃんに、どれだけの思いが溢れそうになっているのかと。

犬夜叉は「犬」ではなく、自分に取って大切な「存在」
綯った「絆」も、そんな人と動物間における「無垢」な色合いだけじゃないんですね。
犬夜叉を助けるために、魔除けの数珠をつけ破魔の矢を射るかごちゃん。その矢は花皇の結界を貫き、犬夜叉を目覚めさせます。
しかし、魔除けの数珠を手離した事でかごちゃんの心の傷に気付いた花皇。

その深い悲しみと苦悩に舌なめずりをします。
犬夜叉の前で、その悲しみ苦悩を嬉々として語ろうと上機嫌です。

が、次のシーンがかごちゃんの強さの証明!

「……黙ったわね」
「そんなに人の不幸を話すのが楽しい? 私が今、何を考えているかあんた判ったんでしょう!?」

「あんたに食わせる不幸はないわっっ!!」

気合を込めて、かごちゃんが破魔の矢で花皇を射止める。
いや~、かっこいいです、かごちゃん!!
かごちゃんに取っては、自分が押し潰されそうなほどの心の重荷(=不幸?)であっても、それは自分が背負いやがて昇華させてゆくべきものだと判っているんでしょう。
どんなに辛い思い出や出来事でも、それらがあってこそ「今」の自分がいる。

辛いから苦しいからと、それを他人に預けたり忘れようとしたら、「有るべきはずの自分」から遠く隔たってしまう。
いや、いつまでも「そこ」から動けなくなってしまう。
それじゃ、ダメなんです。

犬夜叉も花皇の術に嵌まったとは言え、ここで「桔梗さんの死」を自分なりに見つめる事が出来ました。魂が半分に引きちぎられるような悲しみとともに、桔梗さんは過去の思い出となりました。
そうして自分の進むべき道は桔梗さんを追って死ぬ事ではなく、今 自分の側に居る仲間と共にこれからを「生きて行く」こと。
その為にも、奈落を討つ!!

……そんな答えを犬夜叉が出せたのも、本当は花皇に心の「不幸」を少し吸い取ってもらったからかも…、とか思っちゃうんですけど。

かごちゃん、本当に強いです。
犬夜叉が関心したように、「かごめ お前本当に強いな」って言うあの一言は、素直な犬夜叉の賞賛の言葉。
でもね~、同い年(?)の好意を寄せている男の子にそんな風に、

「お前が一番強い!」
「俺じゃ、お前に負けるな」

みたいな事を言われたら、素直に認められないのも乙女心。

「犬夜叉! 強いじゃないでしょ! こーゆー場合は、優しい!! なの!」

って言うかごちゃんの剣幕に、腰を抜かした犬夜叉の子どもっぽい表情と冷や汗と

( や、優しいのか…っっ? )

のシーンで、犬夜叉は桔梗さんを死なせてしまったと言う呪縛から開放されたように思いました。


最後になったのですが、アニメオリジナルとして神無の神楽への思いを匂わせるシーンが秀逸でした。
「無」の妖怪である神無らしく、モノクロの背景にそぼ降る雨。
奈落からの最終命令で自分の「死」を知るも、なんの感傷も浮かばせない。
神無の小さな手がモノクロの神楽が散った花畑に残された扇子を拾い、空を見上げる。
ただ先に逝ってしまった妹の神楽に、そっと問いかけるだけ。

―――― 自由になれた、神楽?

扇子を持つ手と胸に抱えた死鏡、その鏡面に落ちる雨の雫が涙のように流れ落ちる。

―――― あたしには、なにも… 無い……


そしてこれが次回、神無の墓標へのプロローグに繋がります。

原作のイメージ+アニメ的解釈が効果的に生きていて、安心してみていられる作品だとつくづく感じます。
本当にどーしてこれが、こんなとんでもない時間の限定された地域のみの放映なのか……
昨今のアニメ放映事情は良く判りません(T_T)
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