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週刊犬夜叉感想(再録)

2008、26号 555話 「闇」 

もう震えがきそうなくらいな原作の展開です。

かごちゃんが気付いてしまった「唯一の正しい願い」
きっとそれはとても些細で「当たり前」な、そんな願いのような気がします。
でも、それを「願う」ことはかごちゃんの存在そのものを大きく左右するもの。
それがあの台詞になるのでしょう。

以下は、私の勝手な読みです。
「願い」の答えはもう作品中に出ていたのかもしれません。

そう、四魂の玉を手にした奈落のあの言葉に。

―――― 『なにもない』

願いは『無い』のです。
それは四魂の玉に纏わるすべてに及ぶもの。
四魂の玉の中で闘い続ける翠子と妖怪達。
この時点で存在してはならないあってはならない者たち、無いはずの者たち。
それがそこに留まってしまったが為のこれまでの禍であるなら、行くべきところ行けと。
その為の『道』は、今 開かれる。

犬夜叉が四魂の玉の内から、『慈悲』の心で冥道を開く事ができれば。
その為の前振りだったのかもしれません、殺兄のあの冥界編は。
天生牙で冥道残月破を鍛えさせた本当の訳は、天生牙の持つ聖なる特性を冥道残月破に持たせるためだったとしたら、その後の技の継承の場面の重要性が良く判ります。

やはり犬夜叉と殺生丸、この二人に代表される妖犬族はただの妖怪ではないでしょう。
神と呼べないのなら、「ひと」を守る守護獣。
原作にはなかったのですがアニメ版の翠子さんの傍らには、なにか妖怪なのかその「守護獣」に当るものの影だけが描かれていました。
その影に向かって雲母が慕わしげに小さくみゃぁとないていたので、もしかしたら雲母のご先祖様かもしれませんが。

この物語の中で、光と闇を象徴する存在として闇側のモノの中心にはいつも「人間の負の心」がありました。
翠子に横恋慕した男や鬼蜘蛛のような存在。
それに対し、光の側に立つ者の傍らには破魔の巫女とその守護獣。
二つそろって一対の、はじめて意味をなすようなそんな存在。
今週の犬夜叉の言葉にもあった、「かごめは俺に会うために、そして俺もかごめに会うために」
出会いは偶然ではない、必然なのです。

では鬼蜘蛛とであった桔梗は…?

これも必然だったのでしょう。
必然ではあっても、それがどう転がるかまでは必然の要素ではありません。
例えば、桔梗が鬼蜘蛛の魂を救済できていたら、『奈落』は生まれることはなかった。
だけど、出会ってしまっていた犬夜叉は桔梗に『裏切られた』と思い、また別の形の邪悪な妖怪を生み出していたかもしれません。

その時その時の「選択」で、未来は大きく変わるのです。

かごちゃんが気付いてしまった「正しい願い」は、まさしくそのかごちゃんの未来を変えてしまうもの。
だからこその怖さ。
その怖さを越えさせる、『信じる心』の強さと光。
かごちゃんの耳に届いた犬君の声こそが、今のかごちゃんには光そのもの。
『希望』というよりも、自分は間違ってなかった。
この道を信じて貫くだけだと。

来週の展開が、今から期待と本当にこの「犬夜叉」という物語が終わってしまう! という予感をひしひしと感じさせて恐いくらいです。
終わるだろうなという漠然とした予感は常にありましたが、あと残り3回ですよ、と最終通牒を突きつけられそうで…。

留美子先生がこの作品で描きたかった事、伝えたかった事はすでに出し終えているようにも感じます。
途中で退場した色んなキャラや最後までバックボーンがはっきりしないままの伏線めいたものもありますが、それらを今から回収しようとしても蛇足になってしまいそうな気もします。
イマイチすっきりしない所が残ったままになるとしても、ここが本当に終わり処、落としどころではないかと思っています。

今週、あっさりと殺兄一行が退場していましたが、案外無表情なままご母堂様のところに犬夜叉を助ける為の助力を要請しにいっていたりしたら、嬉しいかもしれませんv
天生牙と鉄砕牙の共鳴技で犬君とかごちゃんが無事帰還できたら、それもいいですね。
そして殺兄一行はその後を描かれることなく、そのままフィードアウトしてくれたら私としては書きたい物を書き終えるまで、殺りんで萌えていられそうです(^^♪
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