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週刊犬夜叉感想(再録)

2007.50号 530話「卒業」 

今週の展開は視点が3つあるので、それぞれを出来るだけ簡単な言葉で考察(?)してみました。

まずは、「卒業」のタイトルから現代のかごちゃんとその家族の視点で。
かごちゃんの頑張りは補欠合格という成果を実らせました。
かごちゃんのあの表情だと、自分では合格発表は見てないみたい。
試験の時に、今の自分が持てる力全てを出し切った実感があるから、結果の合否はそのまま受け入れるつもりだったんだろうな。

かごちゃんの晴れやかな顔とかごママの「よくがんばったわね。卒業おめでとう」と言う言葉と表情に、もしかしてかごママにはこれからかごちゃんが取るかもしれない『選択』の行方さえ、知っているのかもと感じました。
かごちゃんを信頼しているからこそ、そして親の庇護の元にある『子どもの時代』を卒業したと言う意味も兼ねての、あの言葉のようにも感じたんです。

ある意味、もう嫁に出すつもりくらいの気持ちかもしれません。
100年くらい前なら、15歳でお嫁に行っても当たり前だったんですから。
なんとなく、現代との決別もありかなと言う予感を感じさせました。


戦国時代の犬夜叉達にも、これが最後の決戦になる事は肌にひしひしと感じています。
結局、桔梗の光は琥珀の命になったと説明されてしまて落ち着いてしまったようなのですが…。
少年誌で絶望の淵から、それも償い得ないほどの罪を背負いながらも真っ直ぐに『生きる事』を望んだ琥珀を、この先死なせてしまうのはやはりマズイのかなとも思います。

死せる桔梗の想いが、死ぬ行くはずだった琥珀の命に融合して未来に繋がる。
その為に、桔梗も琥珀も最終戦から離脱した形に。
ご都合主義的な気もしますが、もうこれ以上死人である桔梗を、奈落との闘いに引っ張り出すのは、物語を収束させてゆくのに軸がぶれる事になると判断したのでしょう。
犬夜叉の「もう桔梗がおまえと戦う事はない」と言った台詞からも、そう受け取れるのです。

最後に持ってきましたが、今週一番感想のウェイトを占めるのが奈落の心情。
四魂の珠を手に入れて、それから奈落が何を望むのか? 何がしたいのか? がずっと明確に提示されて来てなかっただけに、今回のあっさりすぎるほど鮮やかな心情吐露に「ああ、他にあれこれ理由をつけても、これ以上の奈落らしい理由付けは出来ないだろうな」と思いました。
「犬夜叉」と言う物語の発端を紐解き、鬼蜘蛛と別のモノでありたいと自分を見つめれば、その想いは底なし沼のような暗く足元の無い不安定な自分を見据える事になる。
奈落はこの世に有るようになってからずっと、自分の物ではない思いに雁字搦めにされていた訳です。
それは自分を生み出す元になった鬼蜘蛛の桔梗へのささやかでありふれたあさましい思い。
それなくば、己がこの世に存在する事も出来ない忌々しさ。

半妖から完全な妖怪になると言う望みは、その人間である鬼蜘蛛の部分を完全に切り捨てる為。
己が己として、そこに有る事を掴み取る為かもしれません。

そう考えると、自分にとって忌まわしく切り離したいから、真っ先に自分の分身として「無」である神無と「束縛(=自由の裏返し?)」される存在の神楽を生み出したのかとも思えるのです。
四魂の珠には、もう曲霊すら存在しないというのはちょっとびっくりだったのですけど、無駄な戦闘ループを避ける為のこれは伏線ですね。

奈落の「光は死んだ」って台詞、これと似たニュアンスの言葉で信仰心が希薄になった現代をさして「神は死んだ」って言葉をどこかで見ました。
どちらも『心』の働きの大きさが関係しているようで、上手くは言えないのですがドキドキと言うかワクワクとも違う、何かを予感して気持ちが昂ぶりつつあります。

犬夜叉達の憎しみや怒りすら喰らいつくして全てを闇に飲み込んだ後、そこに何が有るのか…

奈落にも最終目的がわかってない。
自分自身気付かないままただ、ひたすらに全てのものを破滅にと駆り立てる気持ちのまま、突っ走っている。
奈落自身、自分が取る破滅行動が自分をこの世に「有る」前の状態に戻すかもしれない、なんて事も考えてないんだろうな。
全てが闇に飲み込まれた後は、なんの変化も訪れない「完全なる死」と言うのはSF的見解かも。

今週の展開でも思ったのですが、やはり今の奈落にとって一番の障害は殺兄。
天生牙と爆砕牙をどうしても封印したい。
そのためにりんちゃんを、あの状態だと取り込んじゃうんだろうな…。
殺りん的に一番見たくないシーンを想像してちょっとガクブルなんですが、でもその想像どおりであれば、それこそ殺生丸の『名』に意味が有るような気がする。

私が想像したシーン、それは「デビルマン」の魔獣人面編。
これだけでガクブルの理由がお判り頂けるなら、それはきっと私と同年代のお友達v 
もしそんな事になったら、殺りんCP萌えサイトから悲鳴が聞こえそうな気がします。

勢いのままに書き綴った今週の考察もどき。
ここまできたら、あまり間延びさせずにそれでいて急ぎすぎない描写で、かごちゃんの覚醒とおそらく来るであろう殺兄の最大の苦悩(選択)、奈落の在りようを描ききって欲しいと思います。
ん~、来年の春辺りが完結時期かな。


➜ 2007.51号 531話「邪気の雲海」
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